皆さまへ
主の御名を讃美いたします。
連日、一日の新規感染者数を更新しており、大変ご心配な方もあるかと思います。
明日も10時30分から短縮式文で礼拝をいたします。
以前にお伝えいたしましたように兵庫県における緊急事態宣言などが発令されない限りは礼拝を継続してまいります。
ただ、県より不要不急の外出はなるべく控えるようにとも報じられています。
礼拝が不要不急かということは明言できませんが、引き続きご心配のある方はどうぞご無理をなさらないでください。
いつものようにフェイスブックでのライブ配信と礼拝後にYouTubeへ礼拝の映像をアップロードいたします。
どうぞそれぞれのところで神様の御ことばの恵みに与かってまいりましょう。
礼拝に来られる方は以下のことを厳守していただきますようお願いいたします。
1.検温をお願いいたします。37度以上の方は出席をお断りさせていただきます)
2.手指消毒をお願いいたします。
3.マスクの着用をお願いいたします。ご自身が無症状で罹患されているかもしれないという可能性があることを考慮していただきますようお願いいたします。
4.着席の際には、座席の十字架のしるしがある所にご着席ください。十分な間隔を空けて座りましょう。
今年は24日のクリスマス・イヴ礼拝は18時30分から行います。こちらも短縮式文で行ないます。
依然と困難な道のりを歩んでいる最中ではありますが、神様の御ことばから与えられる恵みと希望があります。この光を見つめながら歩んでまいりましょう。
フェイスブックの配信をご覧になられる方は以下のリンクを選択してご覧ください。
https://www.facebook.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%A6%8F%E9%9F%B3%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB%E8%A5%BF%E5%AE%AE%E6%95%99%E4%BC%9A-284764385794229
YouTube(ユーチューブ)の映像をご覧になられる方は以下のリンクを選択してご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCzbeaT4xiANne1wCKYqhUzg?view_as=subscriber
来週から冬らしく寒さが進んでまいります。どうぞ心身の健康が守られますようにお祈りしています。
牧師
礼拝式文 待降節第3主日
1. 前奏 (神様への思いを向ける準備をいたしましょう)
2. 祝福の挨拶
司式)父と子と聖霊のみ名によって 会衆)アーメン
3. キリエ
司式)主よ、憐れんでください。 会衆)主よ、憐れんでください。
司式)キリストよ、憐れんでください。 会衆)キリストよ、憐れんでください。
司式)主よ、憐れんでください。 会衆)主よ、憐れんでください。
4. 讃美唱 詩編 126編
126:1【都に上る歌。】主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて/わたしたちは夢を見ている人のようになった。
2そのときには、わたしたちの口に笑いが/舌に喜びの歌が満ちるであろう。そのときには、国々も言うであろう/「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた」と。
3主よ、わたしたちのために/大きな業を成し遂げてください。わたしたちは喜び祝うでしょう。
4主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように/わたしたちの捕われ人を連れ帰ってください。
5涙と共に種を蒔く人は/喜びの歌と共に刈り入れる。
6種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は/束ねた穂を背負い/喜びの歌をうたいながら帰ってくる。
司式)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、
会衆)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン
5. 主日の祈り
全員)主なる神様。あなたを畏れ愛する民を奮い立たせて、預言者の言葉に聴き、霊の油によってまことの光を証しできますように。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
6. 聖書朗読
第一日課 イザヤ書 61章1節‐4節,8節‐11節 (旧)1162頁
貧しい者への福音
61:1主はわたしに油を注ぎ/主なる神の霊がわたしをとらえた。わたしを遣わして/貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。打ち砕かれた心を包み/捕らわれ人には自由を/つながれている人には解放を告知させるために。
2主が恵みをお与えになる年/わたしたちの神が報復される日を告知して/嘆いている人々を慰め
3シオンのゆえに嘆いている人々に/灰に代えて冠をかぶらせ/嘆きに代えて喜びの香油を/暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。彼らは主が輝きを現すために植えられた/正義の樫の木と呼ばれる。
4彼らはとこしえの廃虚を建て直し/古い荒廃の跡を興す。廃虚の町々、代々の荒廃の跡を新しくする。
8主なるわたしは正義を愛し、献げ物の強奪を憎む。まことをもって彼らの労苦に報い/とこしえの契約を彼らと結ぶ。
9彼らの一族は国々に知られ/子孫は諸国の民に知られるようになる。彼らを見る人はすべて認めるであろう/これこそ、主の祝福を受けた一族である、と。
10わたしは主によって喜び楽しみ/わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。主は救いの衣をわたしに着せ/恵みの晴れ着をまとわせてくださる。花婿のように輝きの冠をかぶらせ/花嫁のように宝石で飾ってくださる。
11大地が草の芽を萌えいでさせ/園が蒔かれた種を芽生えさせるように/主なる神はすべての民の前で/恵みと栄誉を芽生えさせてくださる。
第二日課 テサロニケの信徒への手紙一 5章16節‐24節 (新)379頁
5:16いつも喜んでいなさい。17絶えず祈りなさい。18どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。19“霊”の火を消してはいけません。20預言を軽んじてはいけません。21すべてを吟味して、良いものを大事にしなさい。22あらゆる悪いものから遠ざかりなさい。
23どうか、平和の神御自身が、あなたがたを全く聖なる者としてくださいますように。また、あなたがたの霊も魂も体も何一つ欠けたところのないものとして守り、わたしたちの主イエス・キリストの来られるとき、非のうちどころのないものとしてくださいますように。24あなたがたをお招きになった方は、真実で、必ずそのとおりにしてくださいます。
福音書 ヨハネによる福音書 1章6節‐8節,19節‐28節 (新)163頁 (起立)
1:6神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。7彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。8彼は光ではなく、光について証しをするために来た。
洗礼者ヨハネの証し
19さて、ヨハネの証しはこうである。エルサレムのユダヤ人たちが、祭司やレビ人たちをヨハネのもとへ遣わして、「あなたは、どなたですか」と質問させたとき、20彼は公言して隠さず、「わたしはメシアではない」と言い表した。21彼らがまた、「では何ですか。あなたはエリヤですか」と尋ねると、ヨハネは、「違う」と言った。更に、「あなたは、あの預言者なのですか」と尋ねると、「そうではない」と答えた。22そこで、彼らは言った。「それではいったい、だれなのです。わたしたちを遣わした人々に返事をしなければなりません。あなたは自分を何だと言うのですか。」23ヨハネは、預言者イザヤの言葉を用いて言った。
「わたしは荒れ野で叫ぶ声である。『主の道をまっすぐにせよ』と。」
24遣わされた人たちはファリサイ派に属していた。25彼らがヨハネに尋ねて、「あなたはメシアでも、エリヤでも、またあの預言者でもないのに、なぜ、洗礼を授けるのですか」と言うと、26ヨハネは答えた。「わたしは水で洗礼を授けるが、あなたがたの中には、あなたがたの知らない方がおられる。27その人はわたしの後から来られる方で、わたしはその履物のひもを解く資格もない。」28これは、ヨハネが洗礼を授けていたヨルダン川の向こう側、ベタニアでの出来事であった。
7. 讃美歌 97番
8. 説教 「光を証しする」 竹田 大地牧師 私たちの父なる神と主イエス・キリストから恵みと平安とが、あなたがたにあるように。 待降節第3主日を迎えています。日に日に御子イエス・キリストのご降誕の近いことを想い起します。それは喜びの時が近づいているということでもあります。特に今年は新型コロナウイルスという見えないウイルスに人々の心も体も揺るがされ続けている日々で、心身に疲れを覚え、中々喜びを見いだすことの難しい日々となってしまっていますから、御子ご降誕の喜びが与えられることの意味はより一層大きいように思います。そのような中で与えられている御ことばは、本日も先週に続いて洗礼者ヨハネの出来事から聴いています。この御ことばが語り掛ける御心にしばしご一緒に耳を傾けてまいりましょう。 ヨハネは、訪ねてきたファリサイ派の人々に自分が何者かと尋ねられます。そして彼はハッキリと「わたしはメシアではない」、エリヤかと尋ねられると「違う」と答え、「あの預言者か」と尋ねられても「そうではない」と答えます。 まずメシアは、ユダヤ人たちが待望している約束の救い主です。ユダヤ人たちは、子の救い主が来られるという約束を熱烈に待ち望んでいました。自分たちの不遇な状況を打破するニュースを待ちわびているのです。次にエリヤかと尋ねたのは、彼が再び現れる時、メシアが来るのが近いことを知らせているからです。しかしそれも違う。また他の預言者かと期待を込めますが、それも違うというのです。 では、ヨハネとは何者か、彼の証しているその内実とは何でしょうか。それは、「光について証しをするために来た」のです。それは、旧約の誰でもなく、ヨハネが神から賜った働きです。そして、その働きの内実は「わたしは荒れ野で叫ぶ声である。『主の道をまっすぐにせよ』と。」ということに顕されています。 先週の説教の中で、ヨハネの叫びは本質的に虚しく響き渡ると申しましたが、その中で私たちはこの福音を聴いた者として、また御子を待望する待降節を送る中で「光」について思いを巡らし、自分自身の内奥を見つめ、神の御前に立たされていることを知らなければなりません。 その「光」が何を示しているのか。そして、ヨハネの語る「主の道をまっすぐにせよ」という声が何を顕かにしようとしているのか。まず、ヨハネの言葉についてですが「主の道をまっすぎにせよ」ということは、その道が真っすぐではないという逆説が導かれます。本来、主へと真っすぐに伸ばされている道が蛇行し、そこへと至るに困難や障害があることを示しています。 では、それらの事がらは何かというならば、神が困難を与えているのかというならばそうではありません。私たち自身の問題です。それは、私たちが神に向かって真っすぐに向かうことができないでいるという真実を映し出します。光の方へと歩めない私たちがあるのです。 むしろ、私たちは闇に向かって歩んでいます。なぜならば私たちは罪人の一人にすぎないからです。罪の結果が死であると語られているように、私たちは、自分自身で光の方へと歩むことは本来できないのです。ヨハネは、このことをまずキリストの到来の前に私たちに伝える者なのです。 だからこそ、ヨハネは「光について証し」しなければならなかったのです。人間の罪人であるという現実を露わにし、そのうえで光について証しをし、この光を信じる信仰に生きる生き方への転換を宣べ伝えたのです。では、この転換はどのようにして起こるのでしょうか。 それは、「言は神であった」(1節)「言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。」(4節)とあるように、この光とは言であり、神であるということを深く刻みながら、言に立つ、神によって生きる道を歩む決断をしていくということです。私たちは、罪人であり、それを理解できない者であるということを自覚しながらも、それでもなおこの言に聴き、言によって生きることができるようにと祈り願うのです。 そして、この信仰の決断の恵みは「言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。」(12節)とあるように、罪人であるにもかかわらず「神の子となる資格」が与えられるという大きな命の転換、喜びをもたらすのです。本来であれば裁かれるべき存在である私が、言を受け入れ、信じる、すなわち神への信仰という一点のみにおいて救いへと至るという道を指し示されたのです。 これが唯一の救いの道である。真っすぐに他のものではなく、言に立つこと、その恵みを私たちは今日の福音を通して教えられています。そして、言によって「主イエス・キリストの来られるとき、非のうちどころのないものとして」くださるのです。私たち自身では、闇の方へ、死へと向かうだけです。しかし、言が御子イエスのもとへと導きます。 天使の言葉を信じて馬小屋のキリストに出会った羊飼いたちのように、夢のお告げを信じてキリストに出会った東方の賢者たちのように、私たちは待降節にあって、言に聴き、言を信じる信仰に生きていくことによって与えられる計り知れない恵みを覚えて行きましょう。 そして、私たちは、この言を聴き、信じる者であると同時に、この光について証しをしていく働きに召されていることを覚え、クリスマスの真の喜びとは何かを隣人に宣べ伝えてまいりましょう。 人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るように。
9. 信仰告白 (起立)
司式)使徒信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全員)天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。
そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。
聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。(アーメン)
10. 献金
11. 教会の祈り
12. 主の祈り(起立)
司式)祈りましょう
全員)天の父よ。
み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
(み国も力も栄光もとこしえにあなたのものだからです。)
(アーメン)
13. 祝福 (起立)
司式)主があなたを祝福し、あなたを守られます。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられます。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わります。
父と子と聖霊のみ名によって。
会衆)アーメン、アーメン、アーメン
14. 後奏
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